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こどもの日・端午の節句とは②|ギャラリーダブルエイト|愛知県安城市

みなさん、こんにちは。

今回は、前回に引き続き「こどもの日・端午の節句とは」についてお話したいと思います。

 

今回は、「鎧や兜をなぜ飾るのか」から始めたいと思います。

 

 

前回、端午の節句は「尚武の節句」として武家の中で盛んにお祝いされるようになったとお伝えしました。

この鎧や兜を飾るのも武家社会のから生まれた風習です。

江戸時代では、身の安全を願って神社にお参りする際、鎧や兜を奉納するしきたりがありました。

戦う道具と思われがちではありますが、鎧や兜は武将にとって身を護る大切な道具であり、宝物とされていました。

 

 

この「身を護る」ものの意味を込め、交通事故や病気から大切な子供を守ってくれるよう

願いを込めて兜や鎧を飾るようになったと言われています。

 

次に「鯉のぼり」の風習について。

鯉のぼりは、江戸時代の町民から生まれた節句飾りです。

 

 

鯉は清流にも池や沼でも生息することができる、とても生命力の強い生き物です。

その鯉が「清流をさかのぼり、竜門という滝を登る竜となって天に登る」

という中国の言い伝えにちなんで、子どもがどんな環境にも耐え、立派な人になるように

と願いをこめて飾るようになったことから始まりました。

「登竜門」の意味はここからきています。

江戸時代はこんなにたくさんの鯉を飾っていたわけではなく、

真鯉のみ飾られていたそうです。

現在では、このように地域で沢山の鯉のぼりを飾られていたりしますね。

 

 

端午の節句に兜や鎧、鯉のぼりを飾る週間は、武家、町民のそれぞれで栄え、

それが、現在ではどちらも各家庭で飾られるようになった事が分かりましたね。

 

また、こどもの日が「国民の祝日」となったのは1948年。

「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」

として制定されました。

何気なく風習として飾ってた鎧や兜、鯉のぼりも

意味を知ることにより、子どもへの願いを乗せて飾ることにより、

また重みや想いが違ってくるのではないでしょうか。

 

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