VTS(対話型鑑賞)とは?|ギャラリーダブルエイト|愛知県安城市
みなさん、こんにちは。
ギャラリーダブルエイトです。
今回は、私が最近知った「VTS(対話型鑑賞)」についてお話したいと思います。
みなさんは、VTSをご存じでしょうか?
近年では、ビジネスでも活用される事が多くなってきているといいます。
VTS(visual thinking strategy)
1980年代にニューヨーク近代美術館で開発された作品の鑑賞法です。
鑑賞する際、作品名や作者名、解説文(キャプション)を見ずに、
作品を見て、「気づいたこと」「なぜそう思ったのか」など
対話を繰り返す方法です。
作品への理解ではなく、作品を見て自分が何を感じ、どう考えるかが重視されます。
また、1枚の絵画を元に対話することで、想像力、思考力、言葉を伝える力、話を聞く力を
伸ばすことができるとされています。
日本人は、1+1=〇と答えをすぐに導こうと考えます。
そう教えてこられたからか、自分の考えより、キャプションを見て
この絵はどういう絵なのかという答えを見てしまいます。
私もすぐに絵を見ると、パッと見て、キャプションの説明を見て
また作品を見る。そこに自分の考えや思ったことなどは頭に思い浮かばず、
「そうなんだ~」と納得だけする。
自分の知識とキャプションの言葉に合致点を探し理解したと思っている。
そんな傾向にあります。
それも一つの解釈として良いと思います。
しかし、海外の学校では
〇+〇=2
という教え方と聞いたことはありませんか?
ここの〇には何が入るでしょうか。
一通りだけではないですよね。
それを、教室で生徒たちが意見を出し合う。
自分が思いついた考えではない数字が当てはめられたりします。
これを絵画に当てはめると、
キャプションでは、1+1=2と書かれているかもしれませんが、
0+2だったり、2+0だったり1.5+0.5だったりと様々な意見が出てくる。
これを行うことにより、思考力や相続力が鍛えられ、
問題解決する力やコミュニケーション力など多機能的な能力が身についてくると
考えられています。この多機能的な能力は、現代のビジネスにおいて重要な力と
されている重視されているそうです。
なぜ、絵画がVTSに良いのかは、
絵画を通じて、作品の物語や背景、世界観を想像し、
それを相手に分かりやすく説明する。
さらに相手からの意見も聞くことで、
「考える力」「伝える力」が出来るとされているからです。
1人で行かれた場合は、心の中でもう一人の自分に語りかけるでも効果はあります。
少人数で行かれた場合は、メモなどを残し、カフェなので作品の感想を語りあうなど
されてみても、効果があるのではないかと思います。
ぜひ、美術館に行かれた際は、VTSを試してみてください。
現在、ギャラリーダブルエイトでは
「建築家達によるアート展」を開催中です!
期間は2023/10/6~2024/2/29
営業時間9:00~17:00(月曜日は16:30)
定休日:土日祝
一流建築家達による作品がたくさん展示されていますので、
お気軽にお越しくださいませ。
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