みなさん、こんにちは。

ギャラリーダブルエイトです。

 

私はよくSNSなどで作家さんの作品などを拝見させてもらっているのですが、

この時期は、「桜（サクラ）」の画や写真がよく登場します。

そこで、なぜこんなにも人々は桜に魅了されるのかと思い、

調べてみることにしました。

 

まず、桜は、菊と並んで、「日本の国花」です。

桜は日本古来からあり、今いちばんある「ソメイヨシノ」は、

オオシマザクラとエドヒガンの交配したものです。

なぜ「ソメイヨシノ」と名がついたかは、

江戸後期から明治初期に、「染井村（現：豊島区駒込）」の植木職人が、

ヤマザクラで有名な吉野の桜の名前をかりて「吉野桜」として、

売り出し、それが「染井の吉野桜」から「ソメイヨシノ」と呼ばれるようになったとか。

 

桜が、川の近くにあるのは、江戸時代、大雨が降り川が氾濫することもしばしば。

そこで、土手に桜を植えることにより、毎年多くの人が花見に訪れ、

自然と土手が踏み固められ、増水に耐えれる土壌を作ったとも言われています。（所説あり）

 

桜は、奈良時代から貴族の風物詩として慕われ、詩にもたくさん残されています。

昔から、日本人は桜に魅了されていたんですね。

 

 

なぜ、人々が桜に魅了されるのか・・・

それは、まず、長く寒い冬を超え、暖かくなり動植物も活気を取り戻し、

人々の心も明るくなってきます。桜は、そんな春を告げるように、

つぼみをつけ、徐々に咲き、満開へとなる様が、人々の心と同調させるのかもしれません。

また、桜は満開になると、一週間ほどで散ってしまいます。

そんな花の命の儚さと名残惜しさがまた魅了されるのでしょう。

 

 

そんな桜は、体にもいい効果があると言われています。

桜は、優しさ・母性・寛容な心を育み、心の傷や痛みを癒す効果があるそうです。

更に、女性には女性ホルモンの分泌促進作用があるとのこと。

桜の香りはとても少ないのですが、その香りには、鎮静作用、血圧を下げる、リラックス効果

などがあると言われています。

 

桜には、何気なく人々を惹きつけるものがあったという事が分かりました。

 

このことから、桜には、人々の心を明るくし、活力を生み、さらに優しい気持ちやリラックスできる

ことから、日本の人々に愛され、桜の開花を今か今かと待ち望んでいるのかもしれません。

 

そんな魅力のある桜は、多くの写真家や画家にも影響を与え、その綺麗さ、儚さを、

現す作品となっているのかもしれませんね。

 

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