みなさん、こんにちは。

ギャラリーダブルエイトです。

今年の節分は2月2日(日)です。

 

 

今回は、どうして豆まきの相手が「鬼」なのかについてお話したいと思います。

意味を知ると、今年はまた違った豆まきが出来るかも？！

 

そもそも「節分」とは季節の変わり目の「節（ふし）」になります。

今年は立春が2月3日なので、その前日の2月2日が節分となります。

旧暦では立春は新年の始まりと言われ、その前日の節分は大晦日のようなもの。

なので、2月の節分は、一年の締めくくりに「鬼」を追い払い、新しい年が病気や災いのない

穏やかな年になるように願いが込められています。

 

さて、この「鬼」とは・・・

 

 

節分の「鬼」とは、仏教の「鬼」が由来で、煩悩や欲望を強く持つ人の心に住み着く存在と考えられています。

私は、鬼滅の刃に登場する「鬼」が浮かびましたが、皆さんはどんな鬼が頭に浮かびましたでしょうか。

そして、豆まきは中国の「追儺」という儀式が伝わり、

豆まきの「豆」には「魔滅（まめ）」に通じ、無病息災を祈る意味が込められています。

魔の目に豆を投げつけて「魔を滅する」に通じているそうです。

 

平安時代では宮中の儀式として弓や矢を用いて鬼を払うがありましたが、

中国から追儺が伝わり、また、昔、鞍馬に鬼が出た際に鬼の目に豆を投げ退治できたという話があり、

そこから豆まきが広まったと言われています。

日本では「魔」＝「鬼」という風に考えらていたのでしょう。

まさに「鬼滅」ですね。

 

 

鬼にも5色あるのはご存じでしょうか？

これは仏教の五蓋（ごかい）に由来していて、仏教の瞑想修行の邪魔をする5つの煩悩の事を指しています。

 

・赤鬼・・・貪欲（とんよく）

　　　　　　非常に欲が深い事。

　　　　　　物欲・金銭欲・食欲などが強く、手に入れたものではなかなか満足せず、さらに欲しがること。

・青鬼・・・瞋恚（しんに）

　　　　　　怒る事。憤る事。

・黄鬼・・・掉挙（じょうこ）

　　　　　　浮つく心。

　　　　　　悪作（おさ）

　　　　　　後悔。

・緑鬼・・・惛沈（こんちん）

　　　　　　心の落ち込み。

　　　　　　睡眠（すいみん）

　　　　　　眠気。

・黒鬼・・・疑（ぎ）

　　　　　　疑う事。

 

今年の節分は祓いたい鬼の面を用意して豆をまくと、煩悩から打ち勝てるかもしれませんね。

 

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